2009年度:問題分析ゼミ[5]

2009年度 第5回江下ゼミ(問題分析ゼミ)議事録
日時:2009年5月25日(月)16:20〜18:00
会場:明治大学リバティタワー9階1091教室 (5限後は第1回研究会)
参加者:20名
江下、宮澤G(4名)、安永G(5名)、高橋G(5名)、深井G(5名)
欠席者:1名

1 ゼミ協からの連絡
・6月25日のリクルート講演会事前申し込み書について。
・6月29日の就職個別ガイダンス用の質問を出来れば来週中に各自1、2個用意して宮澤に送る。
・リクナビの葉書送付は必須ではない。

2 連絡事項
2-1 就活に役立つこと
・リクナビを通して人材募集をかける企業も多いので登録はしておくこと。
・就活の際には「みんなの就職日記」が参考になる。
・2ちゃんねるにしろみんなの就職日記にしろ、鵜呑みにしないことが大事。
2-2 グループワークの進め方
・ミスをしてしまったら、どうフォローするかを考えるように。
・リーダーは最終責任を負わねばならないが、その分、自分の意見を通しやすいとポジティブに捉えるべき。
2-3 研究会について
・第2回の研究会を6月9日(火)の6限に1096教室で行う。他の授業と重なっている場合は授業を優先させること。

3  輪講
(1)安永班
発表者:安永
課題本『コーポレートブランドと製品ブランド』(築瀬充紀/著、創世社新書、2007年)
発表範囲:第4章
【発表の概要】
 「イクイティ」と「ステークホルダー」によって構成されているレピュテーションはブランドとコーポレートの保護のために存在している。リスクマネジメントはブランドの存続の為には必要不可欠であるからだ。企業は高レピュテーション獲得の為社員優遇や現場での危険回避など、様々な努力をしている。
※先生からの補足
ステークホルダーとは利害関係者であり、1)従業員、2)株主(投資家)、3)顧客、4)取引業者、5)地元の5要因からなる。

発表者:久田
発表範囲:第5章
【発表の概要】
 ブランドマーケティングとは会社経営そのものである。だから成長し続けるブランドの為にブランドマネージャーは必須であるといえる。明確な目標の元に効率的なブランドマーケティング戦略が生み出されるので新製品の導入時にはポジショニング戦略をまず明確にすべきである。

(2)高橋班の発表
発表者:遠藤
課題本『企業を高めるブランド戦略』(田中洋/著、講談社現代新書、2002年)
発表範囲:第7章
【発表の概要】
 ブランド価値の測定は、残差アプローチやインカムアプローチ以外にも金額に関係の無い尺度など多方面からなされる。 世界ブランドはグローバルとローカルの融合のもとに成り立つ。そしてブランドにはモノの価値を変化させる効果があり、強いブランドは高い知覚品質情報を持つことが分かっている。

(3)宮澤班の発表
発表者:関根
課題本『ブランド〜価値と創造』(石井淳蔵/著、岩波新書、1999年)
発表範囲:第6章
【発表の概要】
 消費者にとって商品名は他の商品と区別する記号に過ぎない。しかし企業にとって商品名の知名・理解効果は広告宣伝の投資コスト節約になる。ブランド固有の欲望の創出は余剰価値を創造している。だから強いメッセージ性を持つブランドは首尾一貫性をもたらし消費者に無意識下でのライフスタイルの変更を及ぼす。

以上
 
文担当:安永班 片桐