2011年度:問題分析ゼミ[11]

2011年度の問題分析ゼミ第11回の概要です。

日時:2011年7月11日(火) 16:20~19:50
会場:明治大学リバティタワー8階1081教室
参加者:19名 江下、高橋G(5)、小玉G(5)、荻野G(5)、松井G(5)
欠席者:0名 早退者:1名

1 連絡事項 
・次回予告:スライド資料の色使いについて
・開会式レク、夜レク、運動レクの内容決め

2 輪講(夏合宿の中間発表)
(1) 高橋班の発表
「和歌山毒物カレー事件」と報道についての調査

発表者1:嶋田・杉野・林
和歌山毒物カレー事件 全国紙3社分析
【概要】
事件初公判翌日の全国紙3社の新聞を比較対象する。この中で共通点や相違点をさがし、報道によって人々が誘導されているのではないかという仮説検証を行う。

発表者2:高橋
新聞記事の分析と量的調査
【概要】
ジャーナリズムの表現という点に注目して、新聞記事の分析と量的調査の結果から、報道が世論形成にどう影響しているかを考える。
ここで江下ゼミの1・2年生に対して、写真と記事によるアンケート調査を行い、写真(視覚的情報)と記事(情報の順序)による印象の変化について調査する。

(2)上松班の発表
木更津の地域ブランディング

発表者1:秋元
「木更津」の現状と理想郷「柏」
【概要】
木更津は東京湾アクアラインのストロー効果によって、そごう・西友などの大型商業施設が次々と撤退に追い込まれた。この影響で木更津は衰退の道を進んできた。木更津の比較対象として柏の街をあげる。柏もつくばエクスプレスの開通により昇降人数が減った。そこで、ストリートミュージシャンやサッカーといった若者文化に注目し、街のイメージアップを図った。

発表者2:上松・生方
美容をテーマにした街づくり
【概要】
街の再開発の大きなテーマを美容と定める。そこで、地域の特産物である「ブルーベリー」や「海産物」の新しい利用法を提案する。また、商業地という歴史を生かし、シャッター通りとなっている駅前商店街にも新しいコンセプトのお店や飲食店を考案する。

(3)小玉班の発表
震災から見るtwitter利用

発表者1:中澤
安否情報から見るtwitterリテラシー
【概要】
東日本大震災時に安否情報の発信に使われたtwitterに焦点をあてる。震災時、twitterでは非公式のRTを多数のユーザーがした結果RTがあふれる状態となった。ここでなぜ非公式のRTがあふれ、最新の正確な情報が見えにくくなったのかという問題提起をする。その上で、新しいものゆえに使い方の共有が不徹底、確認がないまま情報が広がっていく等のリテラシーの確立がなされていないという仮説をたてた。

発表者2:森井
仮説と検証、結論
【概要】
twitterでは、日本語のヘルプが不親切で使い方の共有がなされていない。この改善策として、ヘルプ位置の変更・既存メディアとの連携・紙媒体の活用があげられる。結論としては、twitterが既存メディアと共存し、人々に周知させることで次の災害に備えるという事である。

5 サブゼミ 業界新聞発表
発表者:吉田・中村・小玉・渡辺・高峯・鳥丸・高橋・鈴木・松井

以上
文担当・編集担当 書記 秋元