2013年度:問題分析ゼミ[月24]

2013年度の問題分析ゼミ第24回の概要です。

日時:2013年12月2日(月)16:20~21:30
場所:明治大学リバティタワー16階1168教室
参加者:全17名
江下、高橋、亀が谷G(5)、竹島G(5)、上杉G(5)
欠席者:0名

1,課題についてのコメント
全体的に悪いものではなかった。一定期間の中で発表をするということが大事である。
アイディアは思いついたら出し惜しみせずにどんどん出すこと。そうすることによってアイディアは大きくなる。日常的な観察によって情報を集め、自分の観察や好みの中で何が一般化できるかを常に念頭において考えることが大事である。自分がもっているものの中からしかアイディアは出せないのである。

2.ぶつかり稽古中間発表
<上杉・鈴木・小林・石原・髙江洲・吉田・山中 グループ>
・スマートサーブを使ったサービス
家庭で撮影した映像を企業に売る。ユーザーの実態を把握することができ、そこからニーズのあるサービスを上手く提供できるようになるのではないか。
※スマートサーブとは、室内にあるデバイスを外からコントロールできるもの。防犯カメラ等。
・同じコンプレックスを持つ人を一定数集めてそれを専門家に解決してもらうサービス。イベント会場で集めて行う方法、またはユーストリームなどネットを通して行うなど。

<コメント>
・リソースはどこから持ってくるか
・専門家をどこから引っ張ってくるか
・今までタイアップしてきた他の企業を巻き込めないか
・なぜニフティでやるのか
・普通のモニターと何が違うのか
・既存顧客か新規顧客か

<竹島・亀ヶ谷・古神・遠藤・田辺・三宅・紀井・柳 グループ>
・私達向けの案
クラウドサービスを使って情報を一括してまとめるサービス。学生にとってニフティ=就活というイメージを持って使ってもらう。
・その他向け
PCのレンタルサービスを利用し、自分の好みにあったカスタマイズをしてもらえるサービス。
・家庭向け
宅配やデリバリなどの比較をまとめてもらえるサービス。

<コメント>
・ユーザー目線でお金を使う人がいるかの根拠をどこまで集められるか
・費用帯効果が分からない
・ユーザー規模がどのくらい見込めるのかを記載した方がよい

2.アドバイス
・過去1年間にどういうビジネスをやってきたのか、どういう部署があって何をしているか、ユーザー層はどうであるかなどの→横の時間軸を調査する担当を作る。
・徹底的にニフティの流れを追いかける→縦の時間軸を調査する担当を作る。
・誰がお金を使ってくれるのかというリアリティを考える。
・契約プロバイダを増やすのはリスキー(宣伝を考えることになってしまう)
・ニフティのサービス、競合他社のサービスの現状を調査する。
・サービスのポジショニングをすること(ニフティが行っているサービス、ITの他社のサービス、新聞のビジネスとの比較、イベント関係)

3.個人研究発表

・田辺
テーマ『ロリータファッション世代別考察』
概要
ロリータファッションを3世代に分けて考察する。1980年代は、多種多様な洋服ブランドが登場し、その中でもロマンティックファッションが増加した。しかし、この頃はロリータファッションに敵対心があり自分の仲間以外には友好的ではなかった。1990年代になると、ストリートファッションが細分化し、ウェブ上での交流も始まる。ロリータ同士の交流が盛んになる。2000年代に入ると、不況モードが続き海外ブランドが相次いで出店。流行に敏感になり、他の人と違うことを恐れるようになった。

<コメント>
・ファッションは世代を区切ることが可能
・雑誌oliveの言及が必要
・ブログと雑誌の関連性もあると良い
・popeyeとoliveは音楽とも関連しているので、その視点からも考察すると良い

・紀井
テーマ『なぜ東京チカラめし 御茶ノ水店の値段設定は他店より割高なのか』
概要
 東京チカラめし御茶ノ水店の値段設定に注目し、東京都内4種類のメニューの特徴を分析した。予想した選定要素を基に各店舗を調査し、メニューのターゲット及び調査結果から考察した。御茶ノ水店は、高い価格のメニューに設定しておりビジネスマン向けとして重視していると結論づける。

<コメント>
・競合他社との分析があると良い

・三宅
テーマ『ニュータウンのポジショニング』
 いずみ野線のポジショニングを他武蔵小杉、新川崎、たまプラーザ、新百合丘、東戸塚、洋光台とを年齢層と都心からの距離を軸に比較した。

<コメント>
・何年ごろに開発されたのかがあると良い
・開発と高齢化との関係があると良い
・マンションや一戸建てという視点からの考察もあると良い

以上
文担当:遠藤
編集:紀井