2019年度:問題分析ゼミ[19]

2019年度の問題分析ゼミ第19回の議事録です。

日時:2019年11月12日(火)  15:20-17:45
会場:明治大学リバティータワー16階 1168教室
参加者:15名
江下、高橋、斎藤G(5名)、佐藤G(5名)、高野G(5名)
欠席者:0名
遅刻者:0名

1 グループ発表

(1) 佐藤グループ
・発表者:佐藤、于
・テーマ:パーソナル無線
[概要]
パーソナル無線が制度化された1982年から現在に至るまでの変遷を、数字を用いて考察を行なった。
全無線局の4分の1を簡易無線局が占め、無線の利用分野構成比はそのうちの3分の1をしめる。パーソナル無線のピーク92年は移動可能な無線機の需要が高く、車載可能な無線として選択された。無線機切り売り制度によるシェルダーホンや携帯電話の普及や不法パーソナル無線による社会問題、それに対する措置が十分でなかったことにより衰退していった。
[先生のコメント]
パワポの資料元をきちんと書く。
円グラフを使用する際は、n(全体)をきちんと書く。
折れ線グラフ=時系列の変化。
ストックデータはあまり変化が見られないが、中間点がどこにあるか着目すると良い。

(2) 斎藤グループ
・発表者:佐田、寺岡
・テーマ:カストリ雑誌
[概要]
カストリ雑誌の衰退を、数字を用いて調査した。
雑誌出版点数を見ると、1947年に莫大に増えそれ以後急激に減少し、また緩やかに増加していく。カストリ雑誌の読者は男性が主だったが、50年代に入ると漫画雑誌など雑誌の幅が増えたことによって男性の興味はカストリ雑誌から離れていき人気は収束していく。
[先生のコメント]
青年受験は受験本。 
直接データがない時にどのデータを引っ張ってくるのかが大事。
戦前の雑誌と戦後の雑誌の比較できる数字をもってくること。
カストリ雑誌は手頃な娯楽。その他の娯楽として一般的な娯楽は戦前と戦後でどう違いがあったのか見てみる。(ex,映画館の数、レコードの販売台数、ラジオの契約数など)
間接的なデータをどこまで思いつけるかどうかが肝。

(3) 高野グループ
・発表者:田村、小武
・テーマ:伝言ダイヤル
[概要]
伝言ダイヤルの衰退を、数字を用いて説明する。
伝言ダイヤルが使用されている固定電話の通信料金は年々下がっていたが、携帯電話が普及したことによって伝言ダイヤルが使われなくなっていった。
[先生のコメント]
物価のデータを用いる際、何年を基準にしているのか留意すること

2 反省
数字データを用いて調査をする初めての会だったため、先生から貴重なフィードバックをたくさん頂いた。データの扱い方として、注意点がいくつかあったので、そこを頭にいれて今後の調査に活かしていきたい。

作成:金武
編集:高野