2008年度:問題分析ゼミ[16]

2008年度 第16回江下ゼミ(問題分析ゼミ)議事録
日時:2008年10月28日(火)16:30~18:00
会場:明治大学リバティタワー9階1098教室
参加者:全18名
江下(教員)、樋口班(4名)、加藤班(5名)、隅田班(7名)
欠席者:4名

1 連絡事項
1-1 八木さんからゼミの研究会の講師を紹介していただいたという報告が江下先生よりあった。しかし、今回は江下先生の考えにより、他のゼミも含めた行事として主催するかもしれないと、江下先生から報告があった。
1-2 インターンシップの報告をしてもらうつもりだったが、報告予定者が欠席なので延期とした。

2 グループごとの活動の中間報告
2-1 「口コミ」 杉浦・赤塚
【発表内容】
今回も、本を読み、要約した形で報告。先週、赤塚の欠席があり、前回の分の発表も一緒に報告が行われた。周囲の人々との対人コミュニケーションは口コミのとても重要な要素である。また、スノーボールサンプリングなどを使用することで客観的なデータが取得できる。その場合、フィードバックも得られるのだ。情報の得方にも、さまざまでいろいろな特性をもっているのだ。

2-2 「オトメンについて」 水落・森田・藤田
【発表内容】
オトメチックの三要素を今回発表し、それについての検証であった。メディアの扱い方、テレビ、雑誌などでの実社会での扱われ方が微妙に違っている。意識的に区別することが重要であるのだ。今後は、情コミジャーナルにむけてまとめ、最終結論へとつなげる。

2-3 「婚活」 伊東・道添
【発表内容】
婚活前時代と婚活時代の比較分析がなされた。前世紀は紹介やお見合いなど選択肢がほぼなく、過去の経験もそこまでないため、異性を自身で比較できなかった。また、恋愛=結婚、女は家事・男は仕事の概念が浸透していた。しかし、現在は、好みの基準が自分にあり、経験も豊富なため、自身の中で異性を比較し、自分にとってのNO1を見つけることができるようになった。また、ライフスタイルも多様化し、将来の経済的不安などもあり、決断が遅れるきっかけにもなっている。また、現在婚活中の人々がなぜ結婚できないのかの分析も行われた。来週以降は、今後の婚活を分析する。

2-3 「動画共有サイトについて」 加藤・勝見・鳩貝
【発表内容】
Youtube、ニコニコ動画、Veohの概要、また、収入方法をそれぞれ分析した。来週は、著作権問題などの分析にうつる。

2-5 「学生街での娯楽施設」 隅田・石井・山崎
【発表内容】
雀荘の数をフィールドワークで調査をした。昭和の頃は60件、平成に入ったころは33件あったにも関わらず、平成13年には、13件まで減った。今後は場所の変化、数の変化の分析にせまる。

2-6 「ケータイ・メールコミュニケーション」 樋口・竹内・平野・廣瀬
【発表内容】
ケータイメールコミュニケーションにおいて、人間関係は希薄化しているのか、選択的になっているのかを分析。また、孤独感との関係も分析する。選択的人間関係では、ケータイメールを使うことによって人間関係がより親密になっているということが、先行研究からわかった。また、孤独感がより多い人ほど、ケータイに依存していることもわかった。これを今後、アンケートをとって実態調査ができるとよいと語った。

議事録担当:樋口