2008年度:問題分析ゼミ[19]

2008年度 第19回江下ゼミ(問題分析ゼミ)議事録
日時:2008年11月25日(火)18:00~19:30
会場:明治大学リバティタワー9階1098教室
参加者:全21名
江下(教員)、樋口班(7名)、加藤班(6名)、隅田班(7名)

1 連絡事項
1-1 連絡手段変更の説明があった。
・重要連絡があるときは各人の携帯へメールが送られることとなった。
・詳しくはコミュニティのトピックスを見るようにとのことであった。
1-2 第2回調査テーマについて説明があった。
・何人かは江下(教員)の手伝いでオークションデータの収集をお願いしたいとのことであった。
・実質5回での取り組みとなるため身近なテーマ設定にするのがよいとのことであった。
・第1回のグループでも新たなグループでもよいということであった。

2 第1回調査最終報告(後半)
2-1 発表内容
(1) 石川・高橋「少女マンガにおける美人というキャラクター」
 美人キャラクターは60年代から現在まで大きな変化はなく、当て馬・憧れ・友人の3タイプに分けることができるという報告があった。主人公ではなく脇役であること、不幸になることが多いということであった。

(2)赤塚・杉浦「ネットが変える消費者行動 ~クチコミの影響力の実証分析~」
インターネットが発達することにより、市場においての、クチコミの影響力が増大し、従来のクチコミでのリーダー像であったオピニオンリーダーから、新しいリーダー像である、Maven(市場の達人)と呼ばれるリーダー像へシフトしている。

(3)隅田・石井・山崎「学生街における学生向け娯楽施設の変遷 ~神保町・駿河台の麻雀荘の変遷~」
 神保町・駿河台エリアの麻雀荘の数を時系列に実際に調査した方法と結果およびそこから分析した。調査エリアでは麻雀荘の数が減少しており、それは麻雀ブームの衰退とも読み取ることができるし、学生が求める娯楽が多様化していくとの見方もできる。だが、これだけでは学生街における娯楽施設の実情を知るには不十分であった。

(4)樋口・竹内・廣瀬・平野「ケータイメールコミュニケーション」
 中高生は、ケータイメールに強く影響を受けており、それは従来の中高生に比べて友人とのつながりの変化に出ているが、それは、孤独への一時的回避であり、将来的な孤独感回避とはいえない。

以上

担当:樋口班 石川