2009年度:問題分析ゼミ[3]

2009年度 第3回江下ゼミ(問題分析ゼミ)議事録
日時:2009年4月27日(月)16:20〜20:00
会場:明治大学リバティタワー9階1091教室
参加者:全20名
江下(教員)、宮澤班(5名)、安永班(5名)、高橋班(4名)、深井班(5名)
欠席者:1名

1 連絡事項 
1-1 次回輪講テーマの説明
・第2回テーマはソーシャル・ネットワークとし、共通本の中根千枝『タテ社会の人間関係』(講談社、1967)を、社会ネットワーク論的に批判することを目指す。
・課題本4冊の希望順位を各班ごとに決めて提出する。
・今井賢一と金子郁容の2冊については絶版のため先生が用意する。 
1-2 就職活動について
・4月末現在の内定率は昨年よりも低下している。
・業界研究は企業の上辺の印象に左右されないようにする。
・世の中の動向を知り、企業の将来を自分なりに予想する力をつける。
1-3 発表についての注意事項
・発表者はアイコンタクトをとるよう心がけるように。
・聴く側はメモを取る際に後で見返した時に分かるよう、文章で書くように心がけること。また疑問点はその場ですぐに書き留める。
・ノートは自分で読めればよい。ノートの使い方や記号、省略を工夫して速く書く。
1-4 その他
・ゼミとセミナー等が重なる場合、先生に事前に連絡してグループ内の発表順を調整すればセミナー等を優先して良い。
・6限分は何か用事がある場合、中座してかまわない。

2 グループ輪講
(1)深井班
発表者:深井、横供
課題本:小川孔輔『ブランド戦略の実際』(日経新聞社:日経文庫、1994)
発表範囲:ブランドイメージ(深井)
    :ブランド戦略の実際(横供)
【発表の概要】
(深井)
 ブランド名はいくつかの階層から成り、様々な事柄を連想させる。マスターブランドは連想の引き金になり、製品カテゴリー、使用状況、国や文化等からの連想もある。強力なブランドイメージを変更するのは難しいが、ブランドイメージを活用して様々なマーケティング戦略をとることが出来る。
質問者:宗像 後光効果について
(横供)
 新ブランド成功の条件は他社ブランドと差別化のポイントを持つ製品を作ることが必要。製品の差別化は技術によるものが多いが、価格戦略や流通戦略でブランドポジショニングの差別化を図ることもある。また、消費者に良いイメージを与えることが成功の条件である。
質問者:なし

(2)安永班
発表者:片桐
課題本:簗瀬充紀『コーポレートブランドと製品ブランド』(創成社:創成社新書、2007)
発表範囲:第2章 ブランディング 2つの文化
【発表の概要】
 日本企業と欧米企業はブランディングの観点が異なる。日本企業は企業名に信用があり、欧米企業はブランド名に信用がある。コーポレートブランドには様々な戦略上の利点があるがマイナスイメージなどのリスクもあり、ブランドイメージを守るために積極的なマネジメントが必要。
質問者:久田 ピエール・カルダンについて
   :川股 フィリップ・モリス社とマールボロについて

(3)高橋班
発表者:八木
課題本:田中洋『企業を高めるブランド戦略』(講談社:講談社現代新書、2002)
発表範囲:第2章 新しいブランドを作る
【発表の概要】
 企業存続のためには新商品を開発する必要があり、新しいブランドを作る必要がある。新しいブランドを作るためには顧客とのコミュニケーションが重要で、ブランドの位置づけ、方向性、特徴を検討して顧客のニーズと企業らしさを上手く融合する必要がある。
質問者:片桐 新市場の例(シリアル食品)について

(4)宮澤班
発表者:川股
課題本:石井淳蔵『ブランド』(岩波書店:岩波新書、1999)
発表範囲:第2章 ブランドだけがブランドの現実を説明出来る
【発表の概要】
 ブランドを技術軸と使用機の軸の2軸で4タイプに識別し、それぞれのブランドタイプの特徴を簡単に説明した。タイプごとにマーケティングの戦略も異なり、ブランド性が強いほどブランドマネジメントが重要になる。
質問者:なし

3 業界新聞発表 19:10〜20:00

以上

作成:宮澤班 川股