2011年度:問題分析ゼミ[6]

2011年度の問題分析ゼミ第6回の概要です。

日時:2011年6月7日(火)16:20~20:30
会場:明治大学リバティタワー8階1081教室
参加者:18名
江下、松井G(4名)、高橋G(5名)、荻野G(4名)、小玉G(5名)
欠席者:2名
早退:1名

1 インカレ委員からの連絡
・ゼミ合宿の諸連絡

2 先生からのアドバイス
・80年代の映画を沢山鑑賞すると、年長者との話題の共有になる。こういうことを通じて話のネタを増やし、つながりを広める。

3 輪講
(1)松井班の発表
課題本:ドン・コーエンほか /著
『人と人の「つながり」に投資する企業』
発表者1:高峯
発表範囲:第3章
【発表の概要】
 社交ネットワークやコミュニティはソーシャル・キャピタルの中核となっている。社交ネットワークを育むためには、人々の「つながり」に時間の投資が必要。

発表者2:上松
発表範囲:第2章
【発表の概要】
 人々の「つながり」を作るためには、社交的な空間・時間に投資する必要がある。集まり、言葉を交わし、互いの姿を目にする場所と、そのための時間は、ソーシャル・キャピタルに必要不可欠な要素である。

(2)小玉班の発表
課題本:エマニュアル・ローゼン /著『クチコミはこうしてつくられる』
発表者1:吉田
発表範囲:第5・6章
【発表の概要】
 ハブと媒介人のはたらきにより、大きなネットワークが生まれる。その中で、通人がバズを拡散させ、セールスマンが説得することにより他の人に伝わり、商品購買力が生み出される。

発表者2:中澤
発表範囲:第7章
【発表の概要】
 好ましいバズは感染性商品から生じる。それは感情的な反応をかきたて、製品自体が広告となり、利用者が増えるほど価値が増すという特徴を持つ。製品の価値が期待を上回ることで良いバズ作られる。

発表者3:小玉
発表範囲:第8章
【発表の概要】
 バズをうまく作るためには、感染型の商品を作ることと、製品の感染を加速するための活動が必要。さらに、後者には強力な後押しが不可欠である。

(3)高橋班の発表
課題本:山岸俊男・吉開範章 /編著『ネット評判社会』
発表者1:林
発表範囲:第2章
【発表の概要】
 情報の非対称性という問題を解決するために、マグリブ商人、江戸商人は集団主義的秩序を、ジェノヴァ商人は司法制度の整備を選択した。双方の取引費用と機会費用の異なるバランスが、地中海貿易の覇権移行の背景である。

発表者2:鈴木
発表範囲:第3章前編
【発表の概要】
 インターネットの開放的な特徴から、ネットオークションでは再参入が可能のため不正取引が行われる。しかし実際は、ネットオークション内での不正取引の占める割合は低い。これは資産価値を持ちうるポジティブ評価が不正行動抑止するからである。

発表者3:高橋
発表範囲:第3章後半
【発表の概要】
 ネットオークションに見られる「評判」が効果をもたらすのかを調査し、仮想実験を実施した。結果、「評判」のもつ効果は有意であることが分かった。

(4)荻野班の発表
課題本:宮田加久子・池田謙一/編著『ネットが変える消費者行動』
発表者1:鳥丸
発表範囲:第2章
【発表の概要】
 消費者行動における複雑な情報環境は、商品やサービスに関する情報を提供する情報源が消費者を取り囲むことにより形成される。情報環境によるメディアへの接触の違いが、購買行動に及ぼす効果に差異をもたらす。

発表者2:江草
発表範囲:第3章
【発表の概要】
 消費者がどのような存在として捉えるかにより、他者が与える効果は異なる。対人コミュニケーションは購買を促進するだけでなく、抑制させることもある。つまり、対人コミュニケーションは知識のやりとりだけではない。

4 業界紙研究
日経MJ、日経産業新聞、繊研新聞から各自興味を抱いた記事について発表。
発表者:森井、中村、松井、渡辺、秋元、荻野、杉野、嶋田

以上

担当:杉野
編集:秋元