2013年度:問題分析ゼミ[火19]

2013年度の問題分析ゼミ火曜グループ第19回の概要です。

日時:2013年10月22日(火)16:20~21:00
場所:明治大学リバティタワー10階1102教室
参加者:全17名 江下、高橋、橘G(5)、山田G(5)、後藤G(5)

1 個人研究発表

・秋楽
テーマ『なぜコンビニコーヒーが売れているのか?』
[概要]
セブンカフェが販売数5000万杯を突破するなど、コンビニコーヒーはタバコや雑誌に代わる次世代コンテンツとなった。そのコンビニコーヒーが売れた理由とはなんなのか。コンビニコーヒーそのものが視覚や聴覚、嗅覚などのあらゆる五感を刺激する広告塔となっている。また、その価格の低さと品質のバランスが消費者のニーズと一致したのである。

<コメント>
・カフェや喫茶店は「空間」という価値を提供し、「場所代」をとっている
・コンビニは少ない敷地面積でより多くの品をそろえることを売りにしている

・権藤
テーマ『ダッフィーとジャニオタからみえたプル型マーケティングのあり方』
[概要]
「ダッフィー」を抱きかかえて東京ディズニーリゾート内を歩く人々が存在する。ダッフィーに着せている服にポイントがあるのではないかと着目し、調査結果から、「ジャニオタ」との関連性が見えた。ダッフィーは希少価値を自分たちで作ることができ、それによって繋がることができる。そしてこれはプル型の消費に当てはまる。

<コメント>
・比較対象として「スーパードルフィー」を持ってきてはどうか

・岡部
テーマ『スウェットにみる部屋着に使われていた素材のアウター化促進』
[概要]
部屋着と外出着の境界があいまいになっている現在、部屋着の素材をトレンドの形にすることで定着してきている。部屋着素材が再評価されてアウター化しているのではないか。

<コメント>
・ファッションは「誰の目にさらされるか」ということが重要である
・「こういう風に見られたい」「こういう風に見られたくない」という目線を考える
・昔の日本の女性に外出着という概念は存在せず、戦後になって登場した

以上

文担当:勝又
編集:伊藤