2019年度:問題分析ゼミ[7]

2019年度の問題分析ゼミ第7回の議事録です。

日時:2019年6月11日(火) 15:20〜19:00
会場:明治大学リバティタワー 16階1168教室
参加者:17名
江下、高橋、齋藤G(5名)、佐藤G(5名)、高野G(5名)
欠席者:0名
早退者:1名

1 連絡事項
・質疑応答の重要性と夏合宿について

2 グループ発表
(1) 高野グループ
・発表者:高野
・課題本:『音響メディア史』(谷口文和(他)著、ナカニシヤ出版、2015)
・発表範囲:9章、10章

[概要]
9章
LP盤や45回転盤などのレコード改良により音響メディアという分野は企業間の争いに発展し、価値観と高音質の追求が急速に進み始めた。

10章
カセットテープの時代ごとの変化が説明された。ラジカセからウォークマンに市場が移ったことにより、多くの人が音楽を持ち運びできるようになったという利点はあるが、同時に家の中でもヘッドホンをつけるようになり、音楽を一人で消費するようになった。このように変化には企業の想定外の変化が起きていた。

(2) 佐藤グループ
・発表者:佐藤
・課題本:『ビッグ・ピクチャー』(エドワード・J・エプスタイン 著、早川書房、2006)
・発表範囲:9章、10章、11章

[概要]
ハリウッドで一本映画を撮るだけでも莫大な予算が動く。テイクの重ねどり、映像に使うCG,雑音を消して必要な音だけを使う技術、アクション映画などで起きる事故に備えた保険会社との提携、どれ一つとっても欠かすことはできない。そのためワンカットにも莫大な金と時間と労力がかかり、これらを効率的に、有効的に使うことがプロデューサーや監督の腕の見せ所であり、これらの映画業界の課題でもある。

(3) 齋藤グループ
・発表者:颯田
・課題本:『刺さる広告』(レックス・ブリッグス 他 著、ダイヤモンド社、2008)
・発表範囲:8章、9章

[概要]
広告をより有効に活用するために必要なものは顧客ニーズの正確な理解である。そのためには売りたい人を細かく分類し、集団として考えるセグメントという考えと広告を見る人たちが一番見るものと見えないものを捉えることが重要である。

3 反省
発表の際にただ原稿を読むだけではなく、その場の一人ひとりに語りかけるように発表するスキルがこれ先必要になる。


作成:稲田
編集:高野