2019年度:問題分析ゼミ[13]

2019年度の問題分析ゼミ第13回の議事録です。

日時:2019年7月23日(火)15:20~18:30
会場:明治大学リバティタワー16階1168教室
参加者:15名
江下、高橋、佐藤G(4名)、斎藤G(5名)、高野G(4名)
欠席者:2名

1 連絡事項
ゼミ合宿の参加費用について

2 グループ発表
(1) 齋藤グループ
・発表者:颯田、寺岡、斎藤
・課題本:『現代文化への社会学』(レックス・ブリッグス、グレッグ・スチュアート 著、ダイヤモンド社、2008)
・発表範囲:第13章~第15章
[概要]
第13章 書店
現代の書店は、合理性よりも個性を出すことを戦略としている。90年代より、新しい個性派書店が発展した。特に、車で通える便利さや店内の清潔さが重要視されるようになった。
第14章 ショッピング
商業ビルは、時代ごとの顧客のニーズに合わせて変化していく。百貨店の時代からショッピングモールへと、さらにはファッションビルへと商業ビルは変化を遂げた。1990年代を転機として、ショッピングにおける人々の消費文化は変容がみられる。
第15章 外食
ファミリーレストランは1970年代に日本に上陸し、ミニ避暑地として需要があった。80年代には24時間営業がレストランを語り場へと変えた。90年代以降は、低価格と娯楽化がメインとなり、セルフサービスの導入が行われた。

(2) 髙野グループ
・発表者:髙野
・課題本: 『イギリス近代出版の諸相』(清水 一嘉 著、世界思想社、1999)
・発表範囲:最終章
[概要]
最終章
イギリスの書評は作品のあるべき姿を提示する存在である。書評はあくまでレビューであり批判ではなく、書評が本の売れ行きを伸ばすことはない。『タイムズ文芸付録』はアンチ・アメリカニズムを軸としてイギリスの書評として確立していった。

3 反省
質問者は、回答者の答えに対してリアクション(感想やさらなる疑問点など)できるとより活発な質疑応答になると思う。

作成:寺岡
編集:高野