2019年度:問題分析ゼミ[16]

2019年度の問題分析ゼミ第16回の議事録です。

日時:2019年10月8日(火)15:20〜18:30
会場:明治大学リバティタワー16階 1168教室
参加者:17名
江下、高橋、齋藤G(4)、佐藤G(5)、高野G(4)、交換留学生(2)
欠席者:2名 稲田、田村
遅刻者:0名

1 連絡事項
特になし

2 グループ発表
(1) 斎藤グループ
・テーマ:テレックス
・発表者:齋藤・颯田
[概要]
テレックスとは、既存の機械・通信を元に生まれた通信手段であり、個人で所有するものではない。商業利用や図書館をつなぐネットワークとして利用された。1921年にテレタイプ端末が誕生し、主に図書館の相互貸出に使用されていた。しかしテレックスの使用は敷居が高く個人での所有が困難なため衰退していった。

テーマ:ポケベル
発表者:植田・寺岡
[概要]
ポケベルの正式名称はページングサービスという。固定電話と違い、外出先でも人々とやりとりができるという点で需要が高かった。女子高生の間で人気が高まり選択的人間関係という新たな関係性の構築に関与した。携帯電話の普及によりポケベルは終焉を迎えたが、ポケベルの普及は「いつでもどこでも人々とつながることができる」という価値をもたらした。

(2) 佐藤グループ
テーマ:プリクラ
発表者:大倉・金武
[概要]
プリクラは、ネット社会の中でニーズに合わせて変化して生き残ってきた。1995年に女子高生のシール好きな所に着目して開発された。その後時代のニーズに合わせて落書き機能、デカ目機能などを盛り込んだ。開発当初はシール交換するための手段であったが、時が経つにつれてイベント性が重視されるようになった。プリクラは、ステータスとしての役割や、コミュニケーションの手段として役割を果たすものとなった。

(3) 髙野グループ
テーマ:ダイヤルQ2
発表者:佐伯・小武
[概要]
ダイヤルQ2とは情報料回収サービスのことであり1989年にサービスが始まった。リカちゃん電話という子供向けテレフォンサービスや電話会議 に利用された。電話ナンパ目的で出会いの場としても使われた。出会い目的での使用が拡大し、ダイヤルQ2からアダルトQ2と呼ばれるようになった。通信料が高額で通話料金請求事件も起きた。1994年まで成長するが、性風俗産業の拡大が社会問題となり潰された。

3 反省
発表者は原稿を読むだけでなく、聞いている人の顔を見ながら発表できると良い。

作成:寺岡
編集:高野