2019年度:問題分析ゼミ[22]

2019年度の問題分析ゼミ第22回の議事録です。

日時:2019年12月3日(火)  15:20-18:00
会場:明治大学リバティータワー16階 1168教室
参加者:19名
江下、高橋、斎藤G(5名)、佐藤G(5名)、高野G(5名)、留学生
欠席者:0名
遅刻者:0名

1 グループ発表
(1) 佐藤グループ
テーマ:ビデオテックス
[概要]
1984年からビデオテックスが増加した。このころから「テレトピア構想」というものがブームになり、ニューメディアが次々と都市に導入される。ビデオテックスは当初、普及率が高かったものの、インターネットの登場とともに使われなくなっていった。
[補足]
ニューメディアの商売戦略の多くは、見通しが甘かったそうである。

(2) 高野グループ
発表者:高野、成田
テーマ:ソノシート
[概要]
全盛期において、ソノシートの売り上げは朝日新聞と比較されるほど高かった。1960〜1980年代はアニメの大ブームであり、ソノシートはそれに乗っかり、アニメの主題歌を吹き込むことで、売り上げを伸ばした。
補足:当時は値上がりするのが当たり前の時代なので、グラフで価格が横ばいになっているソノシートは、実は値上がりしている。

(3) 斎藤グループ
テーマ:ピンク映画
[概要]
大手会社の映画に負けず劣らず、小会社が流すピンク映画は、勢いがあった。一時期、大会社の日活がピンク映画を上映したほどである。ところが風俗営業法の改正、テレビで映画が流れるようになってから、ピンク映画は衰退していった。
[補足]
ピンク映画に関するデータは少ないからこそ、数字を調査する甲斐がある。

(4) 佐藤グループ
発表者:大倉、金武
テーマ:服飾史
[概要]
戦後は「じぶんで服を作る」という文化であったため、服飾の雑誌が売れた。ところが現代では「店で売られた服を購入する」時代であるため、服飾雑誌及び洋裁学校はだんだん大きな顔を見せなくなった。
[補足]
今回の発表で、婦人雑誌の背景はだいたいわかる。

(5) 高野グループ
発表者:成田、田村
テーマ:学園ドラマ
[概要]
スマートフォンの使用率が増える一方、テレビの視聴率は衰えている。現在、ドラマを見るのは比較的高齢の人ばかりである。学園ドラマは若者にも相変わらず人気があるものの、現在は学園ドラマをあまり放映しなくなっている。
[補足]
今は独身アラサー女性ドラマがよく流されている。また、国民生活時間調査はなかなか役に立つ資料だそうである。

作成:颯田
編集:高野