日時:2025年6月24日(火)15:20〜18:50
会場:リバティタワー1141教室
出席18名、遅刻3名、欠席1名
1.ゼミ概要
前半はグループごとの研究活動を行い発表準備の仕上げを行なった。
後半、時間の関係で呉グループと伊東グループのみが発表を実施。
2.発表内容
■ 呉グループ
テーマ: Mrs. GREEN APPLEの歌詞と人気の関係性
人気アーティスト「Mrs. GREEN APPLE」を題材に、歌詞の内容とアルバムごとの人気との関連を数量的に分析した。
歌詞をテキストマイニングし、共起ネットワークやコサイン類似度を用いて「ミセスらしさ」の指標を算出。アルバム間での類似度の差を比較することで、
作風や感情表現の変化を可視化した。分析の結果、感情語や具体的表現の変化がアルバムの人気の高低に一定の影響を与えている可能性が示唆された。
今後は、人気指標(再生回数・評価など)の数値化を進め、歌詞構造との相関をより明確にする方針が共有された。
■ 伊東グループ
テーマ: 専門家と一般視聴者によるドラマ評価の違い
ドラマに対する評価が専門家と一般視聴者でどのように異なるかを比較した。
複数の作品(『VIVANT』『海に眠るダイヤモンド』『御山先生』など)を対象に、批評記事とレビューサイトのテキストを感情分析し、評価軸の差を可視化。
その結果、専門家は構成・脚本・演出といった作品内部の完成度を重視する一方、視聴者はキャストや感動・共感といった体験的側面を評価している傾向が明らかになった。
また、プラットフォームによる評価語の違いも確認され、評価構造の多層性を分析する意義が示された。
3.今後の予定
次回(7月1日)は小沢グループ・鈴木グループによる発表を実施。
全体講評・質疑応答も翌週に実施。
作成 鈴木