2013年度:問題分析ゼミ[月18]

2013年度の第18回問題分析ゼミの概要です。

日時:2013年10月14日(月)16:20~20:00
場所:明治大学リバティータワー16階1168教室
参加者:全15名 江下、高橋、亀ヶ谷G(4)、竹島G(5)、上杉G(4)
欠席者:2名

1 個人研究発表

・亀ヶ谷
テーマ『自動販売機における缶コーヒーの陳列分析』
[概要]
DyDoの自動販売機の陳列方法には2種類ある。男性の目線に合う上の棚にはヘビーユーザーが好むブラックコーヒーを中心とした品ぞろえ、下の棚には女性などライトユーザーにも手に取りやすいカフェオレを含んだ陳列となっていた。

〈コメント〉
・考察がもう1本、特徴分析のページの空白部分、カフェラテ以外の飲料の予測の3つがあったらもっとよかった。
・結果に出ていなかった部分にも心を配っていたところはとてもよい。
・100調査して30しか結果が出ないもの。

・田辺
テーマ『子供のいる主婦がロリータファッションを着る理由』
[概要]
ロリータファッションには欲求を満たしてくれるという面がある。子どものいる主婦がロリータファッションを着る理由は専業主婦と共働きで違いはなかったが、専業主婦のブログの方がネガティブな発言が目立った。専業主婦は、同じ趣味をもった他者との関わりが必要であるといえるのではないか。

〈コメント〉
・主婦、子どもの有無、専業主婦か共働きか、子どもの年齢層などの属性が入り乱れているため、論理が飛躍している。
・結論の考察の部分がなく、調査したことすべてを盛り込みすぎている。どういう論理を組み込むか、今ある材料をもとに何から何がいえるか、いらないものをそぎ落とす必要がある。
・内田善美:女子美術大学卒業。りぼんでデビュー。『秋のおわりのピアニシモ』『星の時計のLiddell』

・三宅
テーマ『相互直通運転による相鉄いずみ野線発展の可能性』
[概要]
相鉄いずみ野線は2019年に東急東横線と相互直通運転の予定がある。完成後には、都内への所要時間の大幅短縮や利用者の増加などのメリットが見込まれる。行政との再活性化計画が行われるが、知名度や運賃など課題は残っている。

〈コメント〉
・一般化したテーマなら、「沿線とニュータウン」。
・横浜市の人口は370万人。かつては沿岸に人口が集中していたが、開発によって内陸に人が増えた。
参考:ロンドン817万人、ベルリン350万人、大阪268万人、パリ221万人、ミュンヘン138万人、フランクフルト69万人
・新百合ヶ丘や多摩プラーザ、武蔵小杉など、すでに開発が終わっている地域や開発途中の地域と比較するとよかったのでは。

以上 

文担当:小林
編集:遠藤