日時:2025年5月13日(火)15:20〜19:00
会場:リバティタワー1141教室
参加者 : 21名
欠席者:0名 遅刻者:0名 早退者:0名
1.ゼミ概要
本回はグループ発表に向けた活動を中心に実施。
前半は各グループが発表資料の最終調整や発表練習を行い、後半に小沢グループおよび呉グループが発表を実施した。
他のグループは聴講および質疑を担当した。
2.発表内容
(1) 小沢グループ
テーマ:「訪日外国人の動向 ― 消費行動の変化:モノ消費からコト消費へのシフト」
発表内容:
訪日観光客の中でも割合の上位を占める中国人観光客の消費行動の変化を調査。
日本の体験型観光の充実と、自国経済の成長による消費意識の変化という双方の要因を分析し、
「体験への関心」へのシフトが起きた背景を明らかにした。
政府機関やリサーチ会社、研究機関などのデータを活用する調査方法を身につけた点も成果として報告された。
(2) 呉グループ
テーマ:「SNSバズと観光地化」
発表内容:
観光メディアの歴史的変遷を踏まえ、TikTokのハッシュタグ投稿数分析や検索動向データを活用し、
SNSのバズが観光地化に与える影響を考察。
特に父母が浜を事例に、SNSによる観光地化の成功要因を比較分析した。
データ分析を通じて、SNSのバズが持続的な観光地化を生み出す条件を明らかにした。
3.質疑・ディスカッション
発表後は全体で質疑応答を実施。
江下先生より、発表は「説明」ではなく、他者との対話の場として捉えることが重要との指導があった。
・質問は研究内容を深めるための対話として行う。
・聴講者はどんな些細な疑問でも積極的に発表する。
・発表者は質疑を通じて、自身の研究の課題や次の展開を明確にする。
4.今後の予定
次回(5月20日)は、伊東グループおよび鈴木グループが発表を実施予定。
発表後に全体講評および各グループへのフィードバックを行う。
作成 鈴木